文書の整え方

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登場キャラクターの紹介
ばう介

WordよりExcelのほうが得意のようだが...。
もちろん一般的に見ればWordの腕前も上級者。




トラ太郎

まずWordが何か分かっていない。
何かのゲームかと思ってドキドキしている。




うさうさ

Wordの勉強と聞いた途端にやる気が下がっている。
国語や作文などの文章を作成する授業が苦手。



Word(ワード)の基本操作

3:文書の整え方
今回は文書を整えて綺麗に見せる方法を勉強するよ。
たしかに綺麗な文書のほうが読みやすいかも。
文書ってことは少し長い文章を入力するんだよね?
長い文章は入力したことがないから大丈夫かなぁ...。
今回もそんなに難しくないから大丈夫だよ。
前回の応用みたいな感じだから気軽にやってみよう。
たしかに前回も意外と難しくなかったし。
今回は用紙の設定とか色々しなくていいの?
この勉強の時には毎回基本的なA4サイズでやっていくよ。
文字のサイズも通常の10.5だよ。
それと前回の文字とかが残ってたら全部削除しておいてね。
新しく文章を入力していくということね。
それじゃあ早速文章を入力していくよ。
「こんにちは。今日は晴天ですね。」
まずはこの文章を入力してみよう。
Word全般
文章を入力
「こんにちは。今日は晴天ですね。」
よしっ、入力できたよ。
さあ、ここで注目するのが文章の最後にある矢印だよ。
Word全般
矢印に注目
この矢印はなんだろうね。
変な形してるけど...。
この矢印は段落記号と言って文書の段落を表しているんだ。
つまり現在は矢印が1つしかないので、1段落しかないことになるんだ。
じゃあ段落が増えれば、この矢印も増えていくの?
そういうことだね。
じゃあ次は2段落目に移動してみよう。
えっ?2段落目に移動するにはどうしたらいいの?
2段落目に移動するにはキーボードのEnterキーを押してみよう。
Word全般
Enterキーを押す。
おおっ、カーソルが下の段に移動したよ。
2段落目の所に段落記号も出てきたね。
うん、これで矢印が2個だから現在は2段落だね。
そしてEnterキーを押して次の段落に移動することを改行と言うんだ。
Word全般
2段落目
改行するとカーソルも2段落目にあるから、文字を入力すると
2段落目から入力されるのね。
そういうことだね。
それじゃあ続けて文章を入力していこう。
「明日も晴天のようです。」
Word全般
文章を入力
うん、入力できたよ。
じゃあまたEnterキーを押して次の段落へ移動してみよう。
Word全般
Enterキーを押す。
改行して3段落目に移動したわよ。
それじゃあまたEnterキーを押してみよう。
え?文章入力してないのにEnterキー押すの?
そうだよ。
ついでだからEnterキー3、4回押してみよう。
Word全般
Enterキーを押す。
お、おぉ、段落記号がいっぱい増えたよ。
今何段落ぐらいあるのかな?
Word全般
何段落あるかな?
まあこんな感じで段落は簡単に増やすことができるからね。
ちょっと待ってよ。
段落を減らしたい場合はどうすればいいの?
段落を減らしたり削除したい場合は、文字と一緒でDeleteキー
Backspaceキーで削除することができるよ。
あらっ、本当ね。
段落は簡単に増やしたり減らしたりすることができるのね。
よしっ、それじゃあ一回Wordの文章を全て削除して。
えーっ、せっかく入力したのに~。
積み上げてきた文章を消させるなんて、賽の河原の鬼ね。
そ、そこまで言わなくても...。
うそうそ、冗談よ。
冗談にゃ。
ほ、本当かな...。

少し休憩

Wordの歴史

バージョン 発売年
Word 1.2 1991年
Word 5.0 1993年
Word 6.0 1994年
Word 95 1995年
Word 97 1997年
Word 98 1998年
Word 2000 1999年
Word 2002 2001年
Word 2003 2003年
Word 2007 2007年
Word 2010 2010年
Word 2013 2013年
Word 2016 2015年


文章は全部消したけど、これからどうするの?
次は下のような文章を作ってみたいと思うよ。
Word全般
案内状
※ 画像をクリックすると大きく見えます。
えーっ!いきなりこんなの作れるわけないじゃん。
やっぱり鬼ね。
い、いや大丈夫だって。
一見難しそうに見えるけど実は簡単なんだよ。
じーっ(疑いの眼差し)
前回もこんなことがあったような...。
まあ、とにかくやってみよう。
まず初めの文章がいきなり右側に寄ってるけど...。
うん、まずは普通に「平成28年7月3日」と入力してみよう。
ちゃんと入力できたけど、これからどうするの?
次はリボンに注目してみよう。
リボンの中に横棒線がたくさん並んでいる所が分かるかな?
Word全般
横棒線の箇所に注目
なんか棒線だらけだね。
この中から棒線が少し右側に寄っている
棒線のボタンをクリックしよう。
Word全般
右揃えをクリック
うおっ!?文章がいきなり右側に移動したよ!
うん、この機能を右揃えと言うんだ。
カーソルのある段落の文章を右側に寄せてくれる機能だよ。
へ~、これは簡単なのに便利な機能ね。
じゃあEnterキーを押して2段落目に移動してみよう。
Word全般
Enterキーで次の段落へ
あれ?次の段落も右揃えの状態から始まったみたいだけど...?
まあ2段落目も右揃えだから、そのまま入力しよう。
「ばうすけ社長様」と入力してごらん。
なんだか腹が立つわね。
まあまあ、ここは気持ちを抑えて入力しようよ。
しょうがないわね...。
はい、入力しました、ばうすけ社.長.様
Word全般
文章を入力
※ 画像をクリックすると大きく見えます。
なんだかすごくトゲのある言い方だなぁ...。
入力が終わったらEnterキーで改行しよう。
Word全般
Enterキーを押す。
相変わらずカーソルが右側にある状態だけど...。
どうやったら元の左側に戻せるの?
カーソルを左側に戻すには、もう一度右揃えをクリックしてみよう。
Word全般
右揃えをクリック
あっ、右揃えをクリックしたらカーソルが左側に移動したよ。
一度右揃えにした文章を元に戻す場合は、もう一度右揃えを
クリックすると元に戻すことができるよ。
にゃるほどね~。
もう一度右揃えクリックすると解除されるんだね。
3段落目は何も入力しないから、そのままもう一度
Enterキーを押そう。
Word全般
Enterキーを押す。
4段落目は...「夏祭りのご案内」を入力ね。
うん、文章を入力できたら今度は中央に文章を寄せてみるよ。
なんか文章を中央に揃える機能はよく使いそうだね。
たしかによく使うかもしれないね。
それじゃあ右揃えの左側にあるボタンをクリックしてみよう。
Word全般
中央揃えをクリック
あっ、文章が中央に移動したよ。
Word全般
中央に揃った文章
※ 画像をクリックすると大きく見えます。
この真ん中に寄った棒線のボタンを中央揃えと言うんだ。
カーソルのある段落の文章を中央に寄せてくれる機能だよ。
じゃあ元の左側に戻したい場合は、また中央揃えをクリック
すると元に戻るのね。
そうだね、もう一度中央揃えをクリックすると元に戻るよ。
次は「夏祭りのご案内」のフォントサイズを24に変更してみよう。
前回にフォントサイズの勉強をしたけど覚えているかな?
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あれ?どうやって文字を大きくしたんだっけ?
まずは大きくしたい文字をドラッグするのよ。
今回は「夏祭りのご案内」を全部ドラッグね。
Word全般
夏祭りのご案内をドラッグ
そっかぁ、それからフォントサイズの三角ボタンをクリックだったね。
さらにそこからフォントサイズの24をクリックで大きくなるはず...。
よしっ!フォントサイズが24の大きさになったよ!
Word全般
フォントサイズを24に変更
※ 画像をクリックすると大きく見えます。
おおっ、ちゃんとフォントサイズの変更ができたね。
頑張って勉強してきた成果だよ。
へへへ、褒められちゃったよ。
まぁ、たまにはいいものね。
よしっ、じゃあEnterキーを押して5段落目に移動してみよう。
Word全般
Enterキーを押す。
なんか5段落目に移動してもフォントサイズが24で中央揃えなんだけど...。
4段落目の設定が全部残っている状態だね。
じゃあフォントサイズを10.5にして中央揃えも解除してみよう。
ええっと、まずはフォントサイズを10.5に戻して...。
中央揃えをクリックして解除よね...。
うん、元に戻ったよ。
うんうん、操作もだいぶ早くなってきたね。
それじゃあ5段落目は何も入力することがないから
そのままEnterキーを押して6段落目に移動しよう。
Word全般
Enterキーを押す。
6段落目と8段落目は普通に文章を入力して大丈夫かにゃ?
うん、特に気を付けることはないから一気に入力しちゃおう。
Word全般
6段落目と8段落目の文章を入力
うおぉー!全部の文章を入力できたよ!
最初はどうなるかと思ったけど何とか完成できたわね。
文書を整えるのって、とても大事だけど結構簡単にできるでしょ?
まぁ、思ってたよりは簡単だったかも。
でもまだクリックしてない棒線のボタンもあるみたいよ?
うん、実は残りのボタンはあんまり使わないんだけど、
少し説明していくね。
でも何となく分かるよ~。
左に寄っている棒線のボタンは左揃えのボタンでしょ?
あはは、その通りだよ。
でもこの左揃えの機能は普通使わない機能なんだ。
えっ?どうして?
いつも文章が左側にあるのは左揃えだからじゃないの?
Wordの初期設定では文章を入力すると左側から入力されるよね。
それは両端揃えという機能のおかげなんだ。
両端揃え?どのボタンだろう?
両端揃えは全部同じ長さの棒線になっているボタンだよ。
Word全般
両端揃え
へぇー、これが両端揃えのボタンね。
じゃあ何も設定しないで文章を入力すると
常に両端揃えの状態で文字が入力されるの?
うん、そういうことだよ。
ちょっと待ってよ。
じゃあ左揃えは何のためにあるの?
左揃えと両端揃えは一緒じゃないの?
じゃあちょっと左揃えと両端揃えで入力した文章の例を
出してみるよ。
実は比べると下のような感じになるんだ。
Word全般
左揃えと両端揃えの比較
※ 画像をクリックすると大きく見えます。
あ~...確かにほんの少し差があるかも...。
つまりこれって特別な事がない限り左揃えにする必要は無いってこと?
まあ簡単に言うとそんな所だね。
なんだか左揃えが寂しそうに見えてきたよ。
じゃあ今回勉強したボタンを画像でまとめてみるね。
Word全般
ボタンのまとめ
Wordって同じような機能のボタンが集まってるから分かりやすいかも。
Wordのボタンはだいたいそんな感じに集まっているから
直感的に分かりやすいかもね。
Wordも意外と簡単にできるもんだね。
次は何を勉強するの?
次は少し難しいかもしれない箇条書きとインデント
勉強していくよ。
えっ...難しいの?
少し難しいかもしれないけど、今までの応用だから
基本が分かっていれば大丈夫なはずだよ。
さぁ、次回も頑張っていこう!
おーっ!
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用語のまとめ
パソコン用語 簡単な説明
改行 Enterキーを押して一つ下の段落に移動することです。Enterキー押せばいくらでも改行できます。
段落記号 段落の最後に表示されている矢印の記号です。段落記号を目安にすると段落を間違えることが少なくなります。
右揃え 文章を右側に揃えてくれる機能です。もう一度クリックすると両端揃えに戻ります。
中央揃え 文章を中央に揃えてくれる機能です。もう一度クリックすると両端揃えに戻ります。
両端揃え 文章を左側に揃えてくれる機能ですが、文章の右側も隙間なく揃えてくれます。
左揃え 文章を左側に揃えてくれる機能です。両端揃えと似ていますが、こちらは文章の右側に隙間ができる場合があります。

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