四則計算と計算式

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登場キャラクターの紹介
ばう介

Excelで何でも作ってしまう達人。
昔のExcelから最新のExcelまで全てを使いこなす。




トラ太郎

ExcelとWordの区別がイマイチ。
算数が苦手なので数字恐怖症に...。




うさうさ

WordよりはExcelをやってみたいと思っていた所。
実はそろばん3級を持っているので計算は得意。



Excel(エクセル)の基本操作

3:四則計算と計算式
さあ、今回からはついに計算式について勉強していくよー。
やっとExcelっぽい勉強が来たわね。
ボクは計算苦手なんだけどなー...。
計算が苦手な人ほどExcelを覚えると楽になるよ。
そんなもんかなー。
じゃあ早速計算式といきたい所だけど...。
その前にオートフィルという機能を勉強してみるよ。
オートフィル?
どんな機能か全然想像がつかないかも。
じゃあExcelを新しく開いてみよう。
Exxcelを開いたらA1に「月曜日」と入力してみよう。
Excel全般
「月曜日」と入力
月曜日?なんで月曜日か分かんないけど...。
入力できたよ。
A1に月曜日と入力できたらA2に火曜日、A3に水曜日
順番に入力していき、最後はA7に日曜日と入力しよう。
Excel全般
A2からA7に曜日を入力
えーっ、結構大変ね。
間違わないように入力しないとね...。
...うん、入力できたよ。
うんうん、結構大変だったでしょ。
じゃあ次は...うさうさ怒らないでよ。
えっ?
私がそんな簡単に怒るわけないじゃない。
そう?それならいいけど...。
じゃあA2からA7の曜日を全て削除しよう。
あ?
ほら怒った!
いや、でも今のはばうすけが酷いよ...。
いや、A2からA7の曜日を全部削除するのは色々と訳があるんだよ。
きっと役に立つからね。
ま、まあ私は別に怒ってないわよ...。
じゃあA2からA7のデータを消すね...。
A2からA7のデータは全部削除できたみたいだね。
実はこんな感じのデータはさっきみたいに入力しなくても
簡単な操作で入力することができるんだ。
本当かな~?
どうせ右クリックして何かしてとか面倒なんでしょ。
ふふふ、大丈夫すごく簡単だから。
じゃあA1のセルをクリックしてみよう。
Excel全般
A1をクリック
A1をクリックしたよ。
よしっ、じゃあ次はA1のセルの右下に注目してみよう。
セルの右下に小さな四角が見えるかな?
Excel全般
セルの右下にある小さな四角に注目
こんな所に小さな四角があるなんて全然気づかなかったよ。
じゃあこの小さな四角にポインターを合わせてみよう。
ポインターを合わせるとポインターの形が黒い十字に変わるよ。
Excel全般
黒い十字のポインター
うん、ポインターを移動させたよ。
じゃあそのままA7までドラッグしてみよう。
Excel全般
A7までドラッグ
A7までドラッグだね。
えっ?なんだ...これは...?
Excel全般
A2からA7まで全て入力されたセル
すごーいっ!
月曜日から日曜日まで全部入力されてる!
でもこれってどういうこと?
今回使った機能がオートフィルという機能だよ。
オートフィルは連続したデータを予測して自動的に入力してくれる
機能なんだ。
ほえ~、すっごい機能だけど...。
この曜日以外は何かできるの?
実は曜日以外にもたくさんのことを予測してくれるんだよ。
じゃあ一旦全てのデータを削除しよう。
うんうん、早く消して次を入力しよっ!
はいっ、全部削除したよ。
じゃあ次はA1に「4月1日」と入力してみよう。
Excel全般
A1に4月1日と入力
4月1日を入力したよ~。
じゃあA1の右下にある小さな四角をA7までドラッグしてみよう。
Excel全般
右下にある小さな四角をA7までドラッグ
こ、これは...!?
日付が4月7日まで入力できてる!
オートフィルって本当に便利な機能ね。
Excel全般
オートフィルで入力されたデータ
オートフィルの機能は他に様々なデータを予測して
データを入力してくれるよ。
時間があったら色々なデータをオートフィルして試してみよう。
オートフィルの機能すごく気に入ったかも!
これからもオートフィルは使うから覚えておいてね。
じゃあ次は四則計算を見ていこう。
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四則計算ってなに?
言葉はかっこいいけど...。
足し算、引き算、掛け算、割り算の4種類を指した言葉だよ。
あー、なるほど~。
Excelでは四則計算が簡単にできる機能があるんだ。
じゃあ四則計算を順番通りやっていこう。
まずは足し算からだよ。
足し算って...。
なんか小学一年生になったみたい。
じゃあExcelを新しく開くか、Excel内のデータを全て削除しよう。
準備ができたら、下の画像の通りExcelにデータを入力してみよう。
Excel全般
Excelに入力
なんか急にレベルが上がった気がするけど...。
......。
うん、なんとか入力できたよ。
まずは数字が入力してあるB列に注目してみよう。
りんご5個、みかん4個、ぶどう3個が入力されているね。
うん、そうみたい。
じゃあ今回は果物の仕入れ合計を求めたりするの?
その通り。
果物の仕入れ合計を計算したいので、B5をクリックしよう。
Excel全般
B5をクリック
B5をクリックしたよ。
B5をクリックしたら半角で「=」(イコール)と入力しよう。
必ず半角で入力するようにね。
Excel全般
「=」(イコール)と入力

イコールの入力キー
えーっと半角で=を入力ね。
うん、入力できたよ。
でもなんで=を入力したの?
Excelでの計算式は、必ず=から計算式が始める決まりなんだ。
もうこれは決まりだから、計算式は=から始まるで覚えてしまおう。
計算式は必ず=から始まるんだね。
よしっ、覚えたよ。
じゃあ上のりんごの数から足し算をしていこう。
=を入力したあとは、計算したいセル番号を入力していくよ。
今回は「b2」と入力しよう。(大文字でも小文字でも構いません。)
Excel全般
b2と入力
b2と入力ね...うん、入力したよ。
あれ?なんかB2のセルがおかしくない?
うん、B2のセルが青色の枠で囲まれていると思うよ。
これは現在B2のセルが選択されている証拠なんだ。
へー、そうなんだ~。
次は半角で「+」(プラス)を入力してみよう。
Excel全般
「+」(プラス)と入力

+の入力キー
テンキーで入力しても構いません。
+を入力したよ。
次はどうするの?
+が入力できたら、次はみかんの仕入れ数を入力したいので
「b3」と入力しよう。
Excel全般
b3と入力
b3と入力...。
あっ、今度はB3のセルが緑色の枠で囲まれたよ。
うん、B3のセルが選択されている証拠だよ。
次はまた「+」(プラス)を入力しよう。
Excel全般
「+」(プラス)と入力
この流れからいくと、次はぶどうの仕入れ数ね。
うん、そうだね。
ぶどうの仕入れ数を入力するので「b4」と入力しよう。
Excel全般
b4と入力
今度はB4が紫色の枠で囲まれたよ。
これでB4もちゃんと選択されたみたいだね。
うん、そうだね。
これで必要な計算式は入力だよ。(=b2+b3+b4)
計算式が完成したら、最後にEnterキーを押してみよう。
Excel全般
Enterキーを押す
あーっ!
Enterキーを押したらB5のセルに果物の合計数が表示されたよ!
Excel全般
B5にb2+b3+b4の合計が表示
それじゃあ今回やった足し算を少しまとめてみるよ。
Excel全般
足し算のまとめ
まとめると結構分かりやすいね。
計算式の始めは=を忘れないようにしよっと。

少し休憩

Excelで日付を4/1と入力したい場合

Excelでそのまま4/1と入力すると4月1日と入力されてしまいます。

Excel全般
そのまま4/1と入力

'4/1と入力すると4/1と表示されるようになります。
('←はShiftキー+7で入力できます。)

Excel全般
'4/1と入力

Excel全般
4/1


じゃあ次は引き算やってみよう。
えーっ、足し算でも結構難しかったのに~。
足し算ができれば引き算は全然難しくないよ。
+が-に代わるだけだからね。
そんなものなのかな~。
次はC列の出荷に数字を入力していくよ。
C2に4、C3に2、C4に2を入力してみよう。
Excel全般
C2に4、C3に2、C4に2を入力
今度は出荷の数を入力するんだね。
うん、入力できたよ。
入力できたら、仕入れ数から出荷数を引いた在庫数を求めてみるよ。
まずはりんごの在庫を求めたいので、D2をクリックしよう。
Excel全般
D2をクリック
まずは引き算の答えを表したいセルをクリックよね。
ちゃんとD2をクリックしたよ。
計算式の始めには何を入力するんだったかな?
計算式の始めは=を入力!
うん、そうだったね。
じゃあD2に=を入力しよう。
Excel全般
D2に=を入力
ちゃんと=を入力したよ。
次は引き算だから...どうなるんだろ?
りんごの在庫数を求めたいから、仕入れ数-出荷数=在庫数だね。
だから、そのままb2と入力しよう。
Excel全般
b2と入力
b2と入力ね。
入力したらB2が青い枠で囲まれたよ。
ちゃんとB2が選択された証拠ね。
ちゃんと入力できたみたいね。
今回は引き算だから、そのまま「-」(マイナス)を入力しよう。
Excel全般
「-」(マイナス)と入力

-の入力キー
テンキーで入力しても構いません。
うん、-を入力できたよ。
次はC2を入力かな?
うん、その通りだよ。
今度はc2と入力してみよう。
Excel全般
c2と入力
c2を入力したら、c2のセルが緑色のセルで囲まれたよ。
これでちゃんとc2が選択されたみたいね。
これで在庫数を求める計算式は完了だよ。
計算式が完成したら、最後にEnterキーを押そう。
Excel全般
Enterキーを押す
おおっ、計算結果が表示されたよ。
Excel全般
計算結果が表示
引き算も足し算と基本は一緒だから難しくなかったでしょ?
まあ、難しくはなかったけどさ...。
はっきり言って...。
普通に頭で計算したほうが早くない?
あっ、言っちゃった...。
きっとそう言うだろうなと思ってたよ。
もちろんExcelだからそれなりの理由があるんだよ。
本当かな~?
じゃあB2の数字を100にしてみよう。
100にしたら最後はEnterキーで確定だよ。
Excel全般
B2の数字を100に変更
B2の数字を100にしてEnterキーを押したよ。
これが何だって言うのよ...。
あれ?なんか数字がおかしくない?
うん、B5の仕入れ合計とD2の在庫数の数字が変わっているはずだよ。
Excel全般
変更された数字
これってさっき入力した100の数字に対応して
自動的に計算してくれたってこと?
その通り。
計算式を使ってExcelに入力すると、数字が変わっても
自動的に計算してくれるだ。
へーっ、これはちょっとすごいかも!
でもこれってパッと見ただけじゃ、どこに計算式を入力
しているか分からない場合があるんじゃない?
パッと見ただけじゃ分からないかもしれないけど、
確実に計算式が入力されているセルを見つける方法はあるよ。
じゃあD2をクリックしてみよう。
Excel全般
D2をクリック
D2をクリックしたよ~。
ここって計算式を入力したセルよね。
じゃあD列の上にある場所に注目してみよう。
そこに計算式が表示されていないかな?
この場所のことを数式バーと言うんだ。
Excel全般
数式バー
本当だー。
計算式を入力してないセルをクリックしても
数式バーには計算式が出てこないね。
じゃあ次は掛け算割り算をやるけど...。
基本は足し算引き算と変わりがないから少し割愛するね。
きっと記号が変わるだけよね?
うん、そうなんだ。
掛け算と割り算の入力例を挙げてみるよ。
掛け算
掛け算

*の入力キー
テンキーで入力しても構いません。


割り算
割り算

/の入力キー
テンキーで入力しても構いません。
ふむふむ、本当に記号が変わっただけだね。
じゃあ残りのD3とD4の在庫数を求めてみようか。
えーっ、また入力するの~?
面倒だなー...。
きっとそういうと思ったよ。
現在はD2のセルを選択している状態だよね?
D2のセルをD4までオートフィル機能でドラッグしてみよう。
Excel全般
D2のセルをD4までオートフィル
こんなのドラッグしても...。
えっ?嘘!?
D3とD4のセルに在庫数が表示されたよ!
Excel全般
オートフィルで表示された在庫数
オートフィルの機能がD3とD4の計算を予測して入力してくれたんだよ。
私完全にオートフィルのファンになったわ。
まあ状況によっては色々変わってくるんだけどね。
とりあえず今回の四則計算と計算式は終わりだよ。
なんか算数というかパズルをやっているみたいで
変な感じだったよ~。
私は断然オートフィルね。
今回勉強した計算式の入力などは他にも色々な方法があるんだ。
その辺りは次回にでも勉強していこう。
次回は何だっけ?
オートSUMと関数だね。
なんだか難しそうね...。
でもオートフィルがあれば...!
ま、まあ色々新しい機能が出てくるけど、どれもこれも
便利な機能だから頑張って覚えていこう!
おーっ!
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用語のまとめ
パソコン用語 簡単な説明
オートフィル 連続したデータを予測して自動的にデータを入力してくれる機能です。曜日や時刻など様々なデータに対応しています。
四則計算 足し算、引き算、掛け算、割り算のことです。Excelではすべての四則計算に対応しています。
数式バー 現在選択しているセルの計算式が表示される箇所です。また数式バーに直接入力することもできます。

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